レース参戦記 APEX#2  2008/03/16 (写真はAPEXさんより提供を受けて作成しました。多謝!)



ラジ助にとっては最悪な季節となった3月。誰かこの花粉をなんとかしてくれと言っても、なんとかしてくれる訳でもなし・・・。前日に目がついに炎症を起こす状態。眼が開かない・・・。

日曜日は相模湖オフロードカップも開催されるものの、DBXの購入もがまんして(売り切れていたという説もありますが)年明けからGPツーリングの練習とかテストとかを重ねていたので、いまとなってはオフロードの気分に全くなれず。土曜の夜は準備を済ませて、早く寝ればいいものを、HPの更新作業・・・気づいたら夜中の1時半。翌朝起きたらやはり目がいかれている。「やめておきなさい」という妻の忠告も聞かず、戦場に赴く兵士のように重い体を引きずりながら相模湖へ。

京商カップのプレウィークで出場する人は準備と事前調整があるだろうから京商サーキットへ。綾瀬の常連もオフロードカップへ。さて、今日は人集まるのか?と思ったものの、ピュアテンは8名のエントリーが集まった。APEXに比較的よく出る人ばかりで、ほとんど知った人ばかりの面子とはなった。自分より実力が抜けている人もいるものの、比較的実力が近い人が多い。おそらくお互いに実力は承知済み。結果よりもバトルを好む人が多い気がするのは気のせいだろうか・・・。そして今日に限っては間違いなく全員に優勝のチャンスがある。特にAPEXは20分の長丁場なのでサバイバルになるかも・・。

予選1回目は別エントリーしていたインファーノGTに出た後の、マーシャルをこなしてからになるので、事前に準備をしていたつもりが、タイヤをウォーミングアップ用に履かせていたSOREX28がついたままだった。タイヤボックスからまだ残っている35Vを適当にみつくろって装着。これでアタックしたもののなぜか直線でふらつく。なぜ?大きいコーナーはいいものの、短い直線が全くダメだ。ぶっつけ本番で装着したTF−5ダンパーの影響か?

予選1回目では一応15週は走ったけど予選5番手ぐらい。きっとダンパーに入れているブッシュの反発と、オイルがマッチしていないと思い、ブッシュを取り外し、これでよし。とマシンを眺めていると、右後輪の中心部分にでっかく横に亀裂が入って裂けていた。前に使って切れたタイヤを、またタイヤボックスに入れてしまったんだ・・・。結局犯人はダンパーではなく、タイヤであることが判明。タイヤを交換し次に備えた。

予選2回目はだいぶ安定したものの、2〜3秒のアップしかできず予選4位が確定した。Yさんの後ろについて引っ張ってもらうつもりが、引き離され、後続から来たAさんに激しくプッシュされ、たまらずアウトにラインを変え、Aさんにラインを譲るラジ助。すぐさまその後からSさんがラジ助をプッシュ。今度はアウトに避けたつもりはなかったものの、インが開いたところをさされて4番手へ。その後Yさん、Aさん、Sさんには引き離され予選4位確定。予選後Aさんは「もっとバトルしたかったのになぁ〜♪」と言っていたので、かなり余裕だった様子。決勝では苦戦が予想される。

午後は急激に気温が上がったため、別エントリーのインファーノGTでは全く燃調が外れてしまい、2度のエンストで4位に沈んだ。これはかなりヤバイ前兆だ。ピュアテンは4番グリッドからスタートする。今回のピットは全員電動の人にお願いしないといけないので、恐縮だったものの、先日のミニッツカップでグランドファイナル2位になったFさんにお願いさせていTだいた。ある意味恥ずかしい走りはできない。

シグナル赤・赤・赤・黄・・・・青!

スタートはわざとワンテンポずらして後方から追い上げる作戦だったのだが、直後の第1コーナーで4〜5台の多重クラッシュ発生。わずかに残ったスペースを抜けたところ、ポールで全く影響を受けなかったYさんと、自分と同様すり抜けたと思われるAさんが先行して走っていた。
Aさんは05(S)なんだけれども予選は見事にやられてしまっていた。しかし、微妙にインが開いたのかあっさりパスすることができ、先行のYさんの追撃体制に入ることに成功。しかしストレート一本分ぐらい差が開いているので、ここは気長にいくしかないのだが、タイヤのグリップが絶好調で1〜2周走るうちにYさんの背後までたどりつくことに。その後3〜4周がまんしたところで、中央のヘアピンでわずかにアウトにYさんの車がふくらんだところをインを差す。そのまま操縦台前のシケインを通過し1位浮上。抜いた直後、しばらくはテールツーノーズの状態が続いたが、Yさんも微妙に苦しそうで体勢を崩し、若干ロスしたところで、大きく先行することに。そのまま差は広がっていき2位と半周程度の差がついた様子。日ごろ1位を走ったことはないのだが、1位を走るとこんなにも自分の名前を言ってくれるものなんだな・・。

 

←Yさんとのバトル

 

しかし、スタート3分程度でトップに立ってしまったラジ助にとって最大の敵は自分自身。1回目の給油はYさんと同一周回に入ったものの、この給油以後猛烈に追い上げてくるYさんのマシンがイヤでも目に入ってくる。いつしかその差は5秒程度となり、射程圏内に入ってしまった。そこで3位争いをしている2台をパスしたものの、そのうちの一台、ここに入ってペースが上がってきたIさんと併走する状態に。Iさんは3位争い、ラジ助もトップ争いをしているので、余裕をもってパスさせられる余裕もこの状況では望めない。ここで悪いことにとうとう接触してしまいラジ助一回転。5秒あったギャップが一気に1秒まで縮まってしまった。

 

←Sさんとのバトル

 

時間は13分を過ぎFさんから2度目のピットのサイン。問題なく給油を済ませアウトするときにレーンのフェンスが見えずに、少し引っかかって1秒ロスしたか。(一度横転したが、元に戻った)Yさんは給油に入っていないため一時的に2位に落ちたが、正確なお互いの差は分からない。そして、3〜4周後にYさんピットイン。そのときラジ助はちょうどゴールライン付近を通過。ここでYさんの前に出ることができればまた1位に復帰となる。しかし、コンマ数秒の差でYさんがラジ助を抑えコース復帰し、再びトップに復帰。ラジ助2位転落。
 

←Iさんとのバトル

 

しかし何が起こるかわからない。コースから復帰した直後になんとYさんのマシンがエンジンストール。ピットのすぐ横でストールしたとはいえ復帰には多少時間はかかる。これで、目下の2位は30秒後方の4台ぐらいの集団となる。その先陣をAさんとIさんがバトルを継続していたものの、Iさんが決着をつけ追走体勢に入った様子。しかし残り5分となり1周半以上の差がついている。Yさんはリスタート後2位集団の後方の位置にいる様子。
 

 

←Aさんとのバトル

 







重苦しくのしかかる重圧。楽しいはずのラジコンが苦しい・・。とにかく縁石に乗って転がるのだけは避けようと、比較的コースの真ん中を走る。過去に最終周に逆転されたことが2度あるが、普通に走っていれば逆転はまずないはず。エンジンは好調に回っている。し、しかし、俺があのAPEXのGPツーリングレースで優勝してもいいのか?昔から雑誌で見続けていたメジャーレース。このまま何もなくそのまま終わりになるはずがない。自分でもあきれるほどのマイナス思考。

しかし、仮に優勝することができれば何か見えてくるものがあるかもしれない。

←奥で3台でのバトル

 

そしてついにレースは 20分を迎え、トラブルなくゴールすることができた。Fさんにピットのお礼をして、車検、そしてピットに戻る。タイヤを見てみると、非常にきれいな表面をしている。前回の綾瀬では15分でショルダーがぼろぼろになったが、セットを変えたこともありまだまだタイヤが残っている。フロントはグリップした痕跡があるが、リヤはあまり喰っていない印象。しかし、いつものレースごと変わりない感覚。諸手をあげて万歳するという感慨はあまりない。

思い返せばこのところ何度もレース以外で相模湖と京商サーキットに足を運び、時間も費用もすべてを投下して、メンテとテストと練習に明け暮れていた。そういう意味では、やっと結果が出せたという実感の方が先にきた。

しかし、家に帰ってから数日間はさすがにうれしいという実感がわいてきた。GPツーリング最高!やっぱり優勝は最高だ!

おわり

※4月6日にAPEXさん主催のスーパーサイズフェスティバル、略称SSFが開催されます。

 

開催クラスは、GPがスーパーサイズ(FW−04・TGS・TGX・SUPERナイトロ)・PURE10・スーパークラス(インファーノGT)の3クラス、あとEPのクラスが開催されます。詳しくは上記バナーから。