V-oneS2自主的チャレンジレース2連戦

 

第1戦:APEX月例レース2007年8月

「S2復活へ」

V-oneSVが2年前に導入されたことで、日の目を見なくなったV-oneS2。しかし、受信機はRX311、サーボはS/TともhyperERG−VR、チューンドマフラー、加えて比較的まだ元気なGS15Rエンジンを装備しており、いつでも走れる準備はしていた。しかし、V-oneSV自体もEvoが発売され、もしかしたら年末あたりS4が発売され、型落ちするのではないかという一抹の根拠のない不安もあり、「出すなら今しかない」という思いからレースに出すことにした。ちなみにS2はタッチスターターである。そして一応2004年京商カップ東北ブロック5位の車であることを付け加えておかねばならない。

レースの1W前、SPLで一通り整備をしたS2を走らせ調整しようとしたものの、いかんせん体重が重いのか、クラッチが早くつながってしまうのか、非常にもっさりとした印象を感じる。S3のトルクフルな立ち上がりと加速に慣れてしまうと、このもっさり感はかなりの違和感を感じる。にしても、セッティングが出てなく途方に暮れていたが、まるみち氏の緊急突貫工事で見違えるような足回りになった。それでも若干のもっさり感は残るもののやはりGS15R。上の伸びはGXRにひけはとらない感じである。これでレースの形になるかもしれない。

 

「集まった強豪」

先月のAPEXは10名の参加者だったので、今月はお盆ということもありさほど集まらないだろうと踏んでいたものの、ふたを開けてみるとアヤセのメンバーが勢揃い。第3週に湘南スケールGPがあるというのに、我慢しきれなかったのか1週早く今週集結した。先週の関東Bで上位に入った人も多数。すでに通過した人多数。総勢18名のエントリーがあるが全く甘いメンバーではない。上位6〜8台は12tzや312tのレーシングエンジン。SR混走のAPEXではGS15Rも一緒のカテゴリーになるので、すでにBメインからの勝ち上がりの方策を練っていた。8位までがAメインでそれ以降がBメインとなり2つの枠をかけて争う。

←暑い・・・

 

「予選1回目〜やはり厳しいか?」

予選1回目は先週まるみち氏に譲ってもらった、「いいホイール」で組まれたタイヤを使った。中古だが組まれたタイヤが扁平であり先週使って、非常に好感触を持っていた。5分の予選が始まる。この組ではやはり隊長が速い。この青い車には近づかない方が無難である。地道に走らせ始めるがやはり周りに比べると遅く感じる。ストレートはいいが、立ち上がりがきつい。かといって、コーナーが他の車より良いわけでもない。しかし、強豪が1組目に集結してしまったこともあり、アナウンスでは3番手を走行しているとのこと。「本当か?」トラブルなく走りきったが、14周5分9秒。ベストラップは21秒260。2位とは5秒差だったが、1位の隊長は16周同じ5分9秒でも16周。5分でこれでは差がつきすぎである。

 

←予選2回目に向け、本気タイヤを投入するラジ助

 

「予選2回目〜光明が見えましたか?」

Bメインは覚悟しているとはいえ、もう少し何とかならんか?という思いもあり、決勝で使うタイヤを予選2回目に投入した。SPLでは使ったことのないHPI35Rに、一部の人には定評のあるハラバージョン2の黒。予選も2回目でエンジンも調子が出てきた様子?ちょっとふけるようになってきたぞ。それにしても新品タイヤは素晴らしい。グリップ感がかな〜り良くなった感じ。路面状況の良いSPLでは、S2の泣き所のハイサイドを起こしそうなぐらいグリップしている。ハイサイド一歩手前のインリフトは随所に見られたので、若干自重・・自重。一発の速さは期待できないS2ということもあり我慢の走り。今度はアナウンスで2番手走行と言われている。気のせいかあの青い隊長の車にもそれほど抜かれていないような感がある。で5分終了。結果1位の隊長と同一周回の15周5分13秒。トップと8秒差。ベストラップはなんと20秒280。20秒280はS3では出したことのないタイム。たぶん。15周に入れたことも今までのアヤセのレースではなかった。いままでいくらがんばっても14周の後半だったし。「あ〜もう今日は帰ってもいいや」と昼休み休憩前にすっかり自己満足モードのラジ助。しかし、なぜここまでの結果が出たのだろうか?@最初からあまり期待していないので、無欲の走りができたAGS15Rのマイルドな加速感が逆に走りやすかったBHPI+ハラの組み合わせが良かった。と3つぐらい考えられるが、いつもS3でかつかつしている自分に比べて、S2でまったり走った無欲が良かった気がする。たぶん。

昼休みはKtakaさんとGulfさんと息子さんで楽しく昼食。そろそろ決勝組み合わせが発表されるが、BメインならAメインに集中するであろうアヤセ組の誰かに給油をお願いしようと思っていた。決勝が始まるというので、組み分けを見に行ったが、そこに異変が!ラジ助Aメイン8番手。・・・「え?」16周に入れないと無理だわとKtakaさんとも話していたのであったが、Aメインシードが8台もあるとは知らなかったので、徳俵に足をのっけた状態でBメイン免除となった。いやっほ〜♪しかし本当ならKtakaさんが16周に入れてAメインに残るはずだったのに、なぜか最終ゴール前であらぬこととなり、15周のラジ助の若干後方になったので逆転したようである。で、そのKtakaさんは前サスアーム(上)があらぬ状態だったにも関わらず、一度トラブルで長期ピットインしたにも関わらずBメインを2位で勝ち上がりAメインに入ってきた。(が、この時点でKtakaさんは燃え尽きていたようである)

ちなみに前回APEXレースで失敗した電欠に懲りて、今度はしっかり充電し直しておいた。・・・が、この充電作業がこの後の決勝であらぬこととなる引き金になるとは思ってもいなかった。

 

←空力面では問題なしの「初期ボクゾールアストラ」

 

「決勝〜PURE10界のスーパーアグリ、堂々の走り」

決勝8番手からのスタート。助手はキタさんにお願いし、快諾をいただいた。シグナルブルーでスタートを切るが、後方からKtakaさんらが来たので最初に下げて1コーナーに向かった。1コーナーでは複数台がからむクラッシュが発生してつかの間5番手ぐらいに上がった。が、いつも最初の1周はなぜか極端に遅いラジ助。あっという間に復帰した他車に抜かれ9〜10番手で追い上げることとなった。

上位はtzの番超と隊長でトップ争いをしているとのアナウンス。そしてほどなく私の背後に迫り来る2台。「どうぞどうぞ行ってください」と抜いてもらうラジ助。続いてまるょさん、312のまるみちさんも来て、すかっとパッシングされるラジ助。やはり最初の数周に遅く走りすぎたか。しかしその抜いていった皆様がなぜかエンストで一台一台脱落していっているとのアナウンス。番超もエンストの魔の手につかまりラジ助の後方へ。Ktakaさんも10位からのジャンプアップで5位まで上がったが、サーボホーントラブルで緊急ピットイン。マガタさんも何らかのことがおきて、リタイヤしているとのこと。まるょさんも何らかのことが起きて戦線離脱とのことで1回目の給油を終えたところで6位まで順位を上げていたラジ助。マシンはかなりの絶好調。素直なハンドリングに、堅実な加速、ネックのハイサイドも全く起こる気配はない。まるみちさんに「こけなければS3と戦える」と先週言われていたが、上位との差はそれほど感じなかった。いけるじゃないか!俺&S2!ピュアテン界のスーパーアグリか?型落ちマシンでも素性は最高!

 

 

「決勝後半〜またまたありえないトラブル」

ところで決勝が始まる前、ポンダーを装着するときに、一本ボディーピンが多いのが分かった。「あれ?余分に一本出したっけな?」と思い、一本をテーブルの上に置き、一本でポンダーをつけてコースインしていた。

さて、レースは1回給油後の8分。第1コーナーを抜けて、ストレートに入る前のS字。マシンから何かピンクの物体がひらりと・・・。そしてマシン停止。な・・なんと、S2のバッテリーを入れるピンをおそらく刺し忘れて、中のバッテリーが飛び出てしまったのだ。またやっちまったよ〜(泣)スタンドから降りてマシン回収、スタンド下でコネクタをぶっさし、ピンを・・・って、Gulfさんから「ピンはあるのか?」と聞かれたが、それが有るんですよ。だって、さっき余ったやつをスタンド下に置いていたから。(笑)ボディーをかぶせて、エンジン始動(タッチスターターはえぇわぁ)再度コースイン!・・・ロスは8〜9周。2〜3分失ったか。再度コースインした時には7位。8位にS3のサーボホーンのニュートラずれ問題で格闘しているKtakaさんが追走してくる。6位はサトウさん兄と5位に番超が走るが、番超とは10周差。サトウさん兄とは8周ぐらい差がついているようである。しかし、S2は絶好調!上位との差は気にせずGo!Go!しかし走りやすいというか、めっちゃ気持ちいい。このまま3時間ぐらい走っていたい感じである。残り2分ぐらいで給油せねばならず、再々度Ktakaさんに逆転されたが、残り1分でKtakaさんも給油したのか、また7位に。で、そのまま20分のゴールを迎えた。

 

「レース終了〜充実したっす!」

結果ですが19台中7位。はっきり言ってこのメンバーでは出来過ぎです。

Aメインでは3台のSマシンが走っていましたが、シミズ(父)がGXRを使って3位入賞。先週の関東BでSクラス3位(ソフトバンクテレコムSTY)に入ったばっかりだというのに元気すぎます。(ベストラップ19秒650)ラジ助ベストラップ20秒750。予選より0.5秒落ちましたがたぶんアベレージは悪くなかったと思います。一発のタイムはS3の方が出るのかな?コンスタントに安定して走ってくれる分S2にもメリットがあったということでしょうか。というか、シミズさん速すぎだから。(笑)

ところで優勝はまるみち兄ぃ。最後は「誰かバトルの相手居ないのか?」と相手を物色する余裕まで。2位のアダチさん(OSスピードスペック2)に1周差をつけてのほぼ圧勝。欲を言えば、ピン刺しトラブルなく走って上位と差を詰めたかったですが、今日は完全に自己満足モード。次週のアヤセ(湘南スケールGP)ではSクラスで走るので、今日の調子を維持して結果を出したいと思います。

写真協力:Gulfさん ありがとうございました!