APEX7月定例レース  平成20年7月13日(日)

 

 

S3復活ののろし

アペックスは4月のSSF以来の参加となる7月。新SPL2も惨敗した5月の綾瀬以来2度目。前回は何の練習もしなかったが、今回はかな〜り、ここで走りこんだ。この日の参加は15〜16名程度と、日ごろよりちょっと多い。

実は今回のS3は新しく組んだマシン。4年目の新車となる。S3が発売されたころはここまで長く現行車種を続けるとは思わなかった。というか、06がRTRになったこともあるのか、今や京商のGP=S3という構図が出来上がったといっても過言ではない。

ブレイクインはベンチで行い、先週シェイクダウン。細かいところを先輩諸氏にご指導いただき非常に完成度の高いマシンになった。デフは50000+3000のキット標準。ダンパーオイルをリヤ500に交換。駆動系をHGシャフトに変更し、マフラーを5.2径に。あとリヤにユニバ。燃料タンクとキャップを変更。クラッチを210に。

とりたてて特別なものはなく、取説のオプションを各所に入れただけだがすこぶるいい具合に走る。ベアリングとかプーリーとかベルト(これはノーマルのまま)が全て新品だと総合力が上がるのか・・・。エンジンも新品ということもあるし。

マシンの仕上がりが良いこともあり、今日は「とある方」をマークするつもりだった。作戦としては20分のうち終盤まではなんとか「とある方」の1周以内につけて、最後の数分で勝負をかける。最後に抜ける保証はないけど。他、強豪は多数いるものの、今の「旬」なマシン状態ならイケるハズ。3年間使った前のマシンは、換えようか換えないか迷うようなヤバイ部品がかなりあったので、今の新車は気持ち的にも今は不安がない。

 

試行錯誤の予選

予選1回目はKCスリックMを使った。インナーはスポンジをかなりカットしたもの。これは案外悪くない。新SPL2は隣にオフロードコースがあり、土が堆積するのだが、案外相性いいのか?絶賛はできないがやはりスポンジインナーは万能だ。

予選2回目はKCスリックS。中身はhpi。これが全くダメ。いくら気温が高いといっても、M+スポンジの5割程度しかグリップしない。Sは電動用か?

こんな予選だったものの、1回目の記録で5番手でAメインに入れた。

決勝はM+スポンジでいこうかと思ったが、M+スポンジよりも、Vスリック35があったのでそっちを使った。20分のレースだとスポンジでタイヤをまんべんなく使うのもアリと思うものの、10台のもみ合いでコースがタイトとなると、モールドでもう一段精度を高めたいところ。今日は千載一遇のチャンスなので、万全を期す考え。ボディーはSC。なんだかんだ言っても、このボディーは異常にグリップが高い。ピットを「箱車の帝王」殿にお願いした。(ありがとうございました)

 

予想外の急接近!

スタートのシグナルが鳴り様子を見ながら出ては行くものの、10台中5番手だと遅れても追突される。わずかに残ったスペースをかいくぐって1コーナーに突入。しかし、スペースがなくここで数台のクラッシュ発生。ラジ助は行き場がなく、ゼブラの中に入り他車を回避。(新コースはゼブラの中に入れる)
 

先頭集団の混乱を避ける!

 

そして、なんとか次のコーナーに向かった。2〜4番手も絡んだ様子で、スタートから10秒のバックストレートに入るときにはポールポジションの「とある方」の背後にぴったりとマークする形となった。

作戦的には15分は我慢するはずだったが、これだけ接近しているということは、今日のマシンは相当イケてるということ!!しかし、しかし、抜けない!!!インが開かない!!まるでうるさいハエが自分の回りから離れないように、執拗にインに突っ込むようにけん制するものの全く動じない!!

バトル開始!

追います

並びかける

しかし・・抜けない

ダメか!?
 

(炎天下の撮影に多謝です! ニーノさま! (_ _(--;(_ _(--; アリガトウゴザイマス!)

 

2分が過ぎ3分、4分が過ぎる・・・どこまでガードが堅いんだ!!

 

ラジ助に秘策あり!

しかし、この日のラジ助には秘策があった。

向かって左の複合コーナー。

ここだけは自信があった。何のためにクサラで練習してきたか。クサラを合理的に動かすために見つけたルートがこの複合コーナーを攻略するための鍵となっていた。ここで他車と2〜3車身つめることができる。この複合コーナーを抜けた左奥、ストレートの立ち上がり、ここでビタッ!!ととある方の後ろにつけて、ストレートの立ち上がりでインに入った!!

 

これでどうだぁ〜!!!

完璧だ!

完璧だ!!

スタート5分で、今日の目標となるとある方を抜いて1位にタッタァ!!

そのままぐいぐい差を開いていく。

 

 

まさかのレーシングアクシデント

7分で1回目のピットイン。とある方は1分前に入っているので、出たところがどの位置か??

しかし、しかし、またまたとある方の後ろに出てしまったぁ〜!!

しかも、再度追撃を開始するが、なかなか差が詰まらない・・。

ギヤをチェンジしたか??

それに暑い・・・、前のインファーノGTから連続して立ってるので倒れそうだ・・。



ここで再度、左の複合コーナー。ここは針の穴に糸を通すように斜めに突っ切っていくのが秘策の正体。他車は少し右に戻って左に行くので少し差が出る。ここの複合の入り口に3台の集団。今から考えると抜くには難しい場所だったかもしれない。しかし、一刻も早く追わないと差が広がる。

行くしかねぇ!

いつもどおり他車が少し右にぶれるところに、左に真っ直ぐ切り込む。

よっしゃ!抜けた!

と、思った瞬間。

何が起こったのか??

後方からかマシンが飛んできて、ラジ助マシンの左を直撃!!!飛ばされて2〜3回転しながら仕切りの向こうに飛んでいってしまった。

なんとか不幸中の幸いで、表向きに戻って、仕切りも空間がある場所。2〜3秒程度で追撃する。よかった・・マシンはちゃんと真っ直ぐ走る。

今はとにかく抜いていかないことには、追いつけない。多少きわどくても抜いていく。今日を逃したらチャンスはいつ来るか分からない。

10分が過ぎようとするとき、どうもトップのマシンが見えない。下からリタイヤしたとの声が・・。

「ラジ助さ〜ん!トップリタイヤしたから勝てるよ〜」

違う!

違う!!

俺の中では、とある方を抜いて1位にならないと意味がない。

いや、意味がないとは言わないけど、本当に残念な結果だ!!!

 

無念の停止

しかし・・何かあのクラッシュからエンジンの調子がおかしい。気のせいかオーバーヒート気味の音が・・。マニはスタート前に増し締めしてある。しかし、これはマニが徐々に脱落している現象の時に起きる音・・。

15分を前に徐々に拡大していた音が多少のうるささではなくなった。

ダメだ・・。リタイヤだ・・。

車をピットに入れマニを見る。さっきのアクシデントでジョイントパイプが粉々に破けている。排圧漏れで燃調が薄くなっていたのだ。

今から考えると、無意識にピットに走っていた。

走ってピットに走って戻り、ジョイントパイプをつかまえてマシンに戻る。残骸として残ったジョイントパイプを外して、新しいのをひねりこむ。こういうときのために左手には軍手をしてドライブしているってものだ。(たまたま偶然だけど)

なんとか両方が結合した。マニ側はいいとして、マフラー側は何かの拍子に落ちる可能性はあるけど、タイラップをつけている時間はない。

エンジンを再始動させ、なんとかリスタートにこぎつけた!!

 

ラストスパート

レースは既に残り3分。トップは黄色がトレードマークのあの方に変わっている。もう下のほうに落っこちたと思ったが、ななななんと2位で復帰とのアナウンス。

しかし、トップとは80秒の差とちらっと聞こえた。トップがスピンしたところをパス!しかし3〜4周の差があるか!!



しかし、 もうどれだけ握っても逆転は不可能だった。

レース終了!!

総合2位。

・・・

 

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今1日経って、どこか満足はしているが、本当に仕方なかったのか?

昔ワークスの方に「反対側から車が飛んでくることもあるから、余裕がないといかん」と言われたことがあるけどまさしくその通りだった。レースは20分あるのだから、もう少し冷静になっていれば・・。

「結果が出せなければ意味がない」

今度ヨーロッパに行く人もいつもそう言っているし・・・。

あ〜、千載一遇のチャンスを逃しちまったよぉ〜!!!

 

 

次は第4週の綾瀬。そして来月第2週のアペックス。

なんとか2戦のどちらかで結果を出したい!!!

 

 

 

※どうも1回目の「とある方」の給油は、最近F1に力を入れている方が担当されたらしいです。どうりて、速いはずだ・・・。