2005年りとるシリーズ戦2月

【1ヶ月ぶりに】

1月のシリーズ戦終了後、既に次月のシリーズ戦までは走らない予定だったので、フロントデフオイルの入れ替えなど細かいメンテナンスは、1月終了時点で行っていた。前日から受信機用電池とタッチスターター用のバッテリだけ充電し、当日車に燃料から工具箱車本体を、車に積載して朝7時半頃自宅を出発した。

当日は、2月の天気としてはまぁまぁ暖かい方だった。作業台の一部にセッティングボードを載せて、V-oneSUを載せる。受信機用電池を積んで、燃料をタンクに入れ、9時から練習走行を開始した。

エンジンは寒いこともあってなかなか始動しなかったが、何度かタッチスターターでセルを回したところで始動した。

先月から、セッティングについてはレース当日に一から行うようにしているので、スローの調整から行った。GS15Rは気温とか湿度に左右されるので、一番ふけ上がりの良い地点を探すため、ベンチに載せたまま何度かふかしてみる。スローは大きく動かすと再起不能になるので、調整といっても、前後5分をいったりきたりさせるだけにとどめる。これかな・・というポイントが見つかったので、次は実際に走らせて、ニードルを2回転から絞っていく。2回転から絞っていき、ある程度まで絞ってかなりスピードも上がってきた。調整は音と排気の色を目安に絞っていく。ストレスのない音で、排気も直線では薄くなるのが理想型である。ある程度絞ったところで、スピードがかなり上がったため、ニードル調整はここで終了とした。

タイヤは気温1〜3℃程度なので京商の30Vを使用。次はコーナーの曲がり具合をチェックするが、多少ぎくしゃくした動きはあるが、前月同様リバウンドストロークを極端に減らしたところ、ちょっとぎくしゃくした感じがするので、今月はリバウンドストロークを適度にとることにした。ただ、最終コーナーで若干ハイサイドをおこすので、スプリングを黒からライトブルーに変更するか、スタビをつけるかして足回りを固めようかと思ったが、後輪のキャンバー角を0.5度ついているところを1度強にすることで若干後輪を滑らす方向で緩和することとした。

9時過ぎてからエントリー受付。エントリーカードに名前とバンドとエントリークラスを記入して、3,000円とポンダー募金200円を支払った。

【予選1本目】

ドライバーミーティングでエントリー状況が発表されたが、今月もハーフコースを走るL100クラスが8名と参加が多く、J60(4st限定)・T70(ゴムタイヤフルコース)が5名。S80(スポンジタイヤクラス)は4名となった。

さて、L100の予選1本目。本部席からポンダーを受け取り、ボディーに装着、燃料を満タンにしてセル始動。エンジンかかってコースへ。最初こそまともに走ったが、ほどなくコーナーでスピンするようになり、あえなくピットイン。タイヤを確認したところ、後ろの左側のタイヤが裂けていた。それほど使用していないタイヤなのだが、今月の時計回りは左側タイヤがつらいのか、左側の後以外は全く大丈夫であった。サイドコースインしたが、時間もなく終了。

タイムが出せないまま終了した。

【予選2本目】

1本目走り、他車とのスピード差があることに気がついたラジ助は、さらにニードルを絞ることに。そして、前々から買っておいた、クサラボディーを載せて走ることにした。タイヤも本番を想定して35Vに換装した。

そして2本目。これが全く話にならないほど、後輪のグリップがない。コーナーというコーナーで後輪がスリップすることに。一応ピュアテンアルファにも使われているボディーゆえ、GP走行にも問題ないと思って買ったのだが、いちいちスピンするので、まともにタイムが出ず、2本目が終了した。

こうして、2本の予選で全くタイムが出ることなく、予選再開で終了した。

【決勝】

昼休みをはさんで決勝へ。給油を当日サポートでサーキットに来ていた後藤さんにおねがいした。一応2回給油だが、予選の時にタイム計測ができなかったのでちょっと不安要素はあった。タイヤは前回20分の決勝のみを走った30Vを使う。見た目は全く問題ない様子であったので、新品ではないがこれを使うことにした。ボディーはNSXに戻す。

グリッド最後方から、シグナルが消灯して全車スタート。他車のあとをついていくが、スタートして気づくが・・・

「スピードが遅すぎる」

燃調としては最適の位置を選択したつもりだったが、GSエンジンで、OSエンジンについていくためには限界まで絞る必要があることにスタートしてから気がついた。この点は、エンジン音の管理などでもっと詳細にエンジンの限界を図ることもできたのだろうが、「エンジンの好調位置=一番回る位置」とならないところがGSエンジンのシビアな部分である。

ここで、6分目ぐらいから、燃欠の兆候が出始める。絞っていないため、ニードルが濃くなって、6分半がかつかつなのだ。6分15秒のところでコントロールタワー上から、ゴトウさんに「ピットに入れます」と言って給油を行った。後から聞いたところでは、本当に燃料がほとんどない状態だったとのこと。

しかし、もっと大きなトラブルがこの後生じた。

「曲がらない」

コーナーというコーナーで「どアンダー」となり、全くスロットルを握れないのだ。アンダーと表現しきれないほど、コーナーで外に吹っ飛んでいく。しかし、症状がオーバーステアなら、ピットするが、アンダーならなんとか走れるので、そのまま走行を続けた。

「回らない・曲がらない・握れない」

この状態で、他車からどんどん抜かれながら14分近くを走った。結果はトップから13週遅れの76週で6位となった。

【戦い終わって】

マシンを回収した。ゴトウさんからは「いい音でエンジン回ってるね〜」と言われた。そう、エンジンは非常に良い状態なのだった。ただ、「壊れるかもしれない」というぐらいに絞らないと、戦いにならない気がしてきた。

で、問題のどアンダー問題だが、前タイヤの左右が見事なほど外周にそって裂けている。決勝では35と30で30を選んだのだが、このGPのハーフコースについては、固めのタイヤを履くか、普通のタイヤを新品で履くかしないと20分もたない。一緒に走ったジュンさんも5分でタイヤがグリップを失い、戦線を離脱していた。前回は新品を履いたから完走できたのだろう。

タイヤがもっても燃調で失敗しているので、上位は難しかったと思うが・・。

いまさらながらGSエンジンの難しさを再認識し、今後このエンジンでやっていくか、無理せず他のエンジンに移行するかマジメに考えざるをえなくなった一戦となった。

2005.02.20 GPラジ助