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2009京商カップレース参戦記最終章

ファイン精密完全燃焼編


一夜明け、寒河江の二日目の朝が来た。

警官に怯えることもなく暖かい布団で安心して寝られたので気分はやはり最高だ。

二日目の朝も昨日と同じくゆ~チェリーに行くことにした。

今日はあつさんも一緒だ。

露天風呂の真横には池があって、鴨が飼われている。露天風呂に入っているとその横を5匹ぐらいの鴨が右左に行ったり来たりしている。ある意味珍百景かもしれない。
 


風呂から上がって宿にいったん帰る。宿にはパンの朝食サービスがあるので、ありがたくいただくこととする。

実に旨い。

モーニングコーヒーもいただきながら本日の激戦を前にのどかな一時を過ごした。

そのうち力がやってきて、宿をチェックアウトして一同会場に向かった。
 


朝7時15分頃の到着だが既にテントがたくさん立っている。うちのテントも力が設営済みだ。力ありがとう。

とりあえずマシンについてはやることはほとんどない。2台とも完バラメンテまで済んでいる状態である。

あとは燃調やって、タイヤをとボディーを装着して走るだけだ。

 

レースやっている人ならだれでもそうかもしれないがレースの朝に準備でドタバタはしたくないものだ。

しかし、あまりにやることがないとそれはそれで結構暇だったりする。

 

草レースでもラジコンのレースの日はぼぼ日の出から人が集まり出す。エンジンカーの場合たいてい朝9時迄はエンジンかけられないのだから、みなもう少しゆっくり来ても良いのではないかと思う。エントリーだって8時からである。情報交換とか、一服してまったりするとかそれなりに意味があるのだが。

何にせよ私は朝が弱いのでただそれが言いたいだけだったりする。

 

問題はボディーである。

レクサスにするかZにするか。

心の中ではZに決まっているのだが、メンバーにも一応聞いた。昨年はレクサスで走ったが、ヘビーウェットのスローペースだったことも幸いしてほとんど無傷。

昨年も本当はZが本線だったのだが、事前のテストでアンダーステアを感じたので急遽変更したのであった。

しかし、昨年の京商カップ後、アンダーステアの原因についてはマシンに問題があって、ボディーのせいではないことが徐々に明らかになってきた。

一度毛色の近いNSX2005をたまたま使っていた番超に聞いてみたところ

 

『関係ない』

 

と言われ、なおさら関係ない感も高まってきた。

確かにアンダーステアの特性はあるとしても、冷静に考えれば走りに支障をきたすほど変わるはずがない。

 

ここ何年かのゴムタイヤGPツーリング界は京商製レクサスのワンメイク状態が続いている。この日もレクサス以外で走っているチームはエンジョイクラスに数チームいたが、開催側ですら『珍しい』と言っていたぐらいほとんど使われていない。



タイヤだが、インナーは京商イエロー。タイヤはミディアムコンパウンドで、ホイールは6本ではない方。インナーは京商カップ参加初年度をスポンジインナーで走った以降は4年連続でこのホイールにこのインナーだ。

タイヤも35Vスリックタイヤの指定が外れ、KCスリックになってからはMになったが大きな変化はない。

当日は気温も高かったのでHを使うチームもいたようだ。

 

 

そのうちスタッフの方が到着し、受付が始まった。エントリーに呼ばれ事前に送られていたチーム員申請カードを提出し、プロポの電波チェックを済まし、エントリー代を支払う。今年はエントリー代が値引きになる京商カードの御利益がないのは残念だ。今年はショップへの事前申請で割り引きがあった。レース前にほとんどラジショップに行ってなかったから知らなかった。3000円と5000円ではやはり大きいと思うが、神奈川ではどこが指定ショップだったのだろうか。

エントリー受付も終わり、エンジン始動が可能とアナウンスされた。スターターボックスにマシンを載せ燃料を入れてプラグヒートさせて始動させる。

やっとこの時が来たか。

金曜日の夜出発してから昨日のスパーダの優勝と果てしない完バラ作業で、だいぶ長い時間が経過した気がする。

 

マシンについては2台とも気持ちいいほどに一発で始動。調整はスローを主体に調整。

今回はスローは若干甘めに調整。

メインも若干甘めに。

ある程度1速で引っ張って2速に入れるイメージ。

 

今回はレース中の給油を2回とすれば、1タンク5分走れば良い。薄めにして7分半給油のギャンブルにする必要はないのだ。

毎年夏に開催される東北予選はエンジンに厳しい戦いになることが多い。

 

今日は気温も上がりそうだしエンジンはいたわった方が良いだろう。

エンジンはメインニードルを絞ればスピードが上がり、燃費も向上する。だから絞れば良いかというとそうとも言い切れないのが難しいところ。

絞りすぎると、エンジンを冷却する混合気中のニトロが減少しエンジンがオーバーヒートしてしまう。

また、よく回転が上がらず頭打ちになったところから少し戻した位置がベストのニードルポジションと言われるが、レース日にそれを探すのはかなり至難な技である。



そうこうしているうちに練習走行の時間が来たようだ。
ここで今一度当日のレース進行をおさらいしておきたい

練習走行10分間
予選1回目5分間周回レース(1回目)
予選2回目5分間周回レース(2回目)
決勝15分間周回レース(5~10分の間にドライバーチェンジ要)

1~2回目の予選の両方のタイム(周回数)の中からトップ7台がAメインシードとなる。
予選1回目、2回目を同じ人が走っても、別でも良い。
決勝もドライバーチェンジは必要だが、どちらが先に走っても良い。

 

 

 

で、コースはこういう感じ まずはコース左側 計測ライン付近

 

 

 

で、右側でどちらかというとスピードが乗るセクション

 

 

さて、

正直、これを書いている時点でもう何ヶ月も経過しており、記憶から消え去りつつあるので間違っていたら申し訳ない。

決してサボっていたわけではなく、毎日コツコツ書いていたらこの段に来るまで何ヶ月かかかってしまったという訳である。

 

うちのチームの練習時間は10分のうち、最初の5分をラジ助、次の5分を力が走る。

 

まずはおそるおそるコースインして普通に走ってみる。

コースに関しては左の計測付近が非常に見づらいが、この部分は非常に低速なのでさほど問題がない。正面ストレートの高速コーナーの入りは一歩間違えば角材と高速で衝突しつ大破しかねないきわどい造りだが幸い場所が目の前なので案外楽勝だ。

例の左側中央のインフィールドを左右するところは、案の定ラインがつかみづらく、遠くで左右に細かく動くのはやはり難しい。しかし、他のマシンは難なく走っている。ここに関しては単に私が下手な様子だ。

何にせよ、意外に普通に走れている感じはする。

 

 

京商カップの特設コースも6年前は

 

『こんな角材で仕切られた場所をエンジンカーで走るなんて危険すぎる。』

 

『怖くて運転できん』

 

と思っていたが、さすがに6回目となると恐怖感はさほどなくなった。

 

石の上にも3年。

 

いや6年か。
 


練習走行時間が終わり、露呈したグリップ不足を補うには、予選で挽回を図るしかない。

 

 

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毎年のことだが予選1回目は私が走る。

グリップ不足はインナーが原因と考えて普通の厚みのあるライド(イエロー)に変更した。

予選組み合わせはシリアスクラス3組目。2分前にコースオープンがアナウンスされコースインした上で周回を重ねてみる。

感触的に悪くはない。

が、

ベストでもない。

スタートを迎え、各マシンが揃いグリッドに並べられた。

ほどなくスタートが切られ各車1コーナーを目指してなだれ込む。

ラジコン界の草食男子を自認する私は争うことなく後に続く。

 

走っている感覚はさほど悪くなく、前方の混乱もあり、ほどなく一台、二台、三台…と横をすり抜けていつの間にか前の方にきていた。地元レースでの前哨戦はかなり意気消沈して、先行きどうなるかと思ったが、マシンが好調なおかげでかなり良い感じである。

コントロールタワーの真左にある計測付近の距離感がつかみづらく、何回かコツンと当たってしまい若干ロスしたものの、致命的なミスはなくラップは重ねられた。

マシンの具合はさほど悪くないものの、いつもならもっとグリップしそうな感じがしないでもない。とりあえずヒートとしては2番手となり、全体でも比較的上位になった。

 

 

しかし、まだ頭の中にはZボディー疑惑がで悶々としたものが残っていた。

SCの前後バシッとしたグリップ感と強大な安定性がやけに魅力的に想像されるのだ。

 

そしてその誘惑に負けたラジ助は予選2回目のボディーをSCに交換することを決めてしまう。

早速本部にもその旨を連絡してボディーを換えたのであった。



実は1回目の結果を見て若干余裕を感じていたラジ助は2回目も自分が行こうかと考えていた。

今回は2回ともラジ助でも7番手に入るのではないかと思ったのであるが、力本人が却下して2回目は力が行くことに。

昨日イヤというほど走っているのに今日もしっかり走るつもりだ。

 

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予選2回目、力がコースオープンから少し走ってみるがどうにも良くない。どうやら最初の練習走行の状態に戻っているようだ。

これならさっきの方がまだましではないか。リヤのトラクションがかからず滑っている。

それでもさすが力。

ムリやりマシンをねじ伏せてラップを重ねていく。

 

 

が、

満を持した力投入も大きなアドバンテージはなく他チームと差はつかなかった。

 

一方全体を見回すと、全体的に燃費で苦しんでいるようであった。

予選とはいえ、エンジントラブルで止まっているチームもでてきた。

 

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結果的に予選2回目はラジ助よりタイムはアップした。しかし全体的に2回目にタイムが出たチームが多く、予選6番手の結果となった。1~7位までのAメインシード中、北海道2チーム、関東エリア3チーム、関西エリア1チーム、東北エリアは我がチーム1チームである。

我がチームは神奈川と山形のハーフであるが。



地元勢はかなり警戒していた昨年度代表CHUさん+電動激速少年シュンタロウ君、TOMOさん+電動エキスパートIさんのチームはBメインからとなった。地元ではないが特攻隊長の美和工業所がBメインから。

何かあったのか?

それにしても北海道から参戦のイルカは2チームとも好タイムでAメイン入りした。

北海道エリアは予選がなくなってしまったとはいえ、GP関係はWEBでもよく目にするところであり実力を垣間見た感じである。

スカイホビー2の加須サーキットから参戦しているスカイの2チームも2チームとも好タイムを叩き出してのAメイン入り。

 

予選2回目は力でいってよかった。

ほっと胸をなで下ろすのであった。



昼食を挟んで決勝になるのだが、我がチームはマシンの問題を抱えているので何とかしなくてはいけなかった。

具体的にこの部分というのは分からなかったが、だいたいの目星はついていた。

おそらくだが、フロントのデフが今ひとつスムースでないのだ。

実は完バラ作業はやったもののデフだけはバラしていなかった。しかも中にはシリコングリスと粘土の混合だが、どの程度の配合としたのか記憶があいまいだ。

とりあえず粘土デフは止めておこうと、事前に30万番を入れたつもりだが、明らかに動きがぎこちない。間違って外したつもりの粘土をまた入れたか?

 

 

デフだけの交換にするか考えたが、万一目算が外れていたら目も当てられないので、マシンをTカーに入れ替えることにした。エンジンだけは予選の載せ換えとする。2台体制のなせる業 だ。

とはいえTカーはこの日一度も走っていない。

しかも完バラ後だから何らかの不具合の懸念はある…。

が今の状態よりは良い可能性の方が高いことは間違いない。

とにかく怖いのはマイナートラブルだが。

飯を食う力とあつさんに脇目もふらずマシンの解体を進める。

ここで凡ミスはいかんので慎重に、かつ早く。

プロポの調整とかも、下手するとブレーキが利かなかったりするので、何度も確認する。

 

 

グリップ不足の原因はマシン全体にあるとして、タイヤとボディーはどうするかという問題は残っていた。

この時点でZは無罪という結論が自分の中では出されたので再度Zでいくこととして、タイヤは力にも相談の上、京商Mのインナーは京商イエローにした。両方の感触を確認したが、

あまり変わらないという結論になった。

 

マシンの整備もあらかた終わったときにはシリアスクラスのBメインが終わっていた。

特攻隊長が上がったと力が言っている。

美和工業所は普通にやれば優勝候補だからある意味当然か。

 

 

これからエンジョイクラスAメインが始まるというところで古田敦也似の男性が我がチームテントを訪れてきた。

山形銘木建材のシャフトのプロフェッショナル、さいと~さんであった 。

 

さいと~さんは、FW05が主流だったころ一緒にりとるのレースに出ていた。電動のHPIのサイクロンの購入など根っからのシャフト好き。GPツーリング天国でのBBSに送られた05に関する質問についてさいと~さんから聞いて回答したこともあった。FW03から GPはやっている。

山形銘木建材では何度もファイナルに何度も行っている実力者だ。

 

とはいえ、 最近はとんとラジコンはごぶさたで、京商カップがシリアスクラスとエンジョイクラスに別れたことも知らなかったらしい。

(この日のバトルを見て来年の参戦を決意したに違いない。ぐふふ。)

 

 

エンジョイクラスのファイナル唯一一枠は大坂組が獲得した。

速かった。

シリアスクラスでも十分である。

大坂組はすっかり東北予選の顔になった感があるが、この大坂組とバンザイ仙台とうちらファイン精密(旧ms-marine)は毎年東北予選だけ出るけど、毎年落ちてる仲間(?)だったのだが、ついに卒業してしまった。どこか寂しい感がある。

その中でも最も古いのがバンザイ仙台とうちら。

同じように何度かチャレンジしていた今市市役所はどうしたんだろうか…。

 



 

 

そうこうしているうちに飯を食う暇もなくシリアスクラスのAメインの時間となった。

 

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ファーストドライバーの私がチーム名をコールされスタンドに上がった。

そして背の低い人用の一番奥の若干手前でプロポを構えた。

力すまん。

 

 

思えば昨年惨敗してからこのコントロールタワーに戻ってくるまではいろいろあった。

予選後はほぼラジ廃人となり、ラジからの逃避を続けていたものの、妻にも促され、なんとかサーキットにまた足を運ぶようになった。

 

マジメにやれば結果を期待するし、ダメなら挫折もする。

俺の場合ホームページがあるので、このまま負けたまま逃げられないという世間体もあったような気がする。

…いや、大部分はそれか?

 

そしてついに重い足を引きずって春の綾瀬に復帰。

復帰が遅れたので、ターボヘッド、デフ、タイヤ、バックプレート、防水、などやらなきゃいけないテストは何もやっていない。

昨年から何もバージョンアップせず歳だけとって戻ってきた。

いや、

ここは精神面の強化を図って帰ってきたと前向きに考えることにしよう。

 

 

実際はそんな感傷にひたるまもなくスタートの時間となった。

数回コースをくるくる回ってみたがマシンはやっぱりこっちの方が全然良かった。あのメインマシンの不調はいったい何が悪かったのか。



走りながら燃調の具合を見るが、たいした調整は行っていない。だいたい合っているようだ。

一分前となりグリッドにマシンをつけるようアナウンスがされた。

スタートは向こう正面から半時計回りに並べられる。

 

 

 

『シグナル注目』

各マシンの排気音だけがけたたましく鳴り響く。

そして静かにフラッグが地面に近づけられた。




 


一瞬の静止の後旗が振り上げられた。



いよいよ京商カップの大バトル、GPカー10台によるバトルロイヤルの開始の合図である。

京商カップの何が好きかと言われれば、Aメインまで上り詰めた者によるガチバトルの高揚感だろう。

会場の全員が注目する中でノリがいい音楽を流されれば盛り上がらない理由はどこにもない。

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損というものだ。

 



 

6番手からのスタートは比較的危険なポジションとも言えるし気軽なポジションとも言える。

いつもながらの草食系でほぼ最後尾まで下げた。

しかし前方では数台が絡んだものの大きく変動はなく、その分だけ後ろに下げてしまい7番手に転落した。

 

作戦モロハズレである。

毎度のことだがスタートは作戦として様子見で出て行ったが、残念ながら接触が多い1コーナーはじめ全コーナーで順位に影響する接触は無く、オープニングチェッカーは3番グリッドの武空調。

7番グリッドのスカイBでジャンプアップで2位に上げてきた。

以下日産、美和、スカイA、イルカA。

 

 

 

しかしファイン精密、2周目はイルカBをパスして6位に浮上。

代表権圏内である2位のスカイBとは2.7秒差をキープしさほど引き離されてはいない様子。

1位の武空調はそこから数秒差のはずである。

 

その後5位のイルカAを追走し、ほどなくパスに成功!

5周目で5位に浮上、2位とのギャップも1.8秒に縮まった。

10番グリッドから5番手に上げたスカイAは2周目にトラブルがあった後、3周目にエンストか何かで回収を要するトラブルで1分近く停止。10位に順位を下げる。

5位に上げたファイン精密だが、イルカのAとBからのプレッシャーをかけられ、どうもぎくしゃくする感じがあったのと、ペース的には自分の方が若干遅かったこともありインを少し空けて先に行かせた。

まだまだ先は長いし、今競って順位を落としてもつまらない。

 

イルカの後方を追走していくが、マシンはTカーが絶好調で思い通りに動く感じで全くミスする感覚は無かった。2速のタイミング、燃調、どれもつぼにはまっている。

後半追い上げるという作戦のファイン精密には予定通り、いや、想定以上のレースの流れだ。

しばらく7位の走行が続いたが、3分を目前としてイルカAにエンストか何かで回収を要するトラブルが生じ再度逆転6位に浮上。

レースは3分が過ぎ、全車16秒台で走る中、15秒台を連発してトップを独走していた3番グリッドの武空調に約1分を要するトラブルが発生し一気に9位に転落。

ファイン精密が5位に再浮上した。

ミスらしいミスはなく走行していたが、一カ所右奥のコーナーで内側に入られた際、マシンが若干接触し外側にいたファイン精密が横転。幸いにもそのままマシンは元に戻り走行を再開した。が、2秒程度ロスしている。

2秒でもこの展開でのロスは痛い。

その後エンドレスアドバンスに一旦抜かれたものの、レース開始5分を目前、そのエンドレスアドバンスに30秒近い回収系のトラブルが発生し7位に転落。

ほぼ時を同じくして3位を走行していた美和工業の足回りが逝ったか、エンストしてかからなかったのか3分近い長期ピットインで一気に9位に転落。

ファイン精密が4位に浮上した。

セカンドドライバーでここまで上げたのだから、ここまでは文句なしの展開。そしてレースは5分がアナウンスされその時点での順位は、7番グリッドのスカイBがトップ。2位が日産。3位がイルカB。ファイン精密が4位に浮上。2位との差は約9.5秒で同周回をキープだ。

 

やるじゃん俺!

(かなり漁夫の利的な要素も有るが)

 

 

Aメイン10チームのうち2番グリッド日産、4番グリッドのイルカB、6番グリッドのファイン精密、らは2回給油の作戦をとっている。

 

つまりピットが1回多い。

 

ピットをしたときのロスは1回あたりおおよそ+10秒~+15秒。今日のメンバーはかなり厘差の争いになることが予想され、2回給油のチームにとっては15分レースで1周近いロスはかなりのビハインドとなる。

現在のラインナップとしてはトップのスカイBを除いて2~4位は2回給油。

我がチームもピットに入らねばならない。

 

 

イルカBがまずピットインして給油だけを行い、そのまま3位復帰。

同時にファイン精密もピットインして給油とドライバーチェンジを行うのだが、立ち位置がほぼ一番奥に位置していたので、ドライバーチェンジまでが時間がかかる。階段を降りてやっとプロポを 力に渡した。

 

 

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ここでプロポ受け渡し時のスロットルのあおりが悪かったのか、なんとエンジンが停止。

何とかエンジンをかけて送り出したものの半周、約8秒程度をロスしてしまった。

階段から比較的近いチームは10秒程度でドライバーチェンジまで終わらせてしまうので、この差は大きく、通常の給油ロスはあったとはいえ、この周だけで2位とのギャップが+9秒 差であったところ+40秒まで広がってしまう。

 

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復帰した力は渾身の走りを見せる。

 

しかし、どうもマシンが力に合っていない。

もしくはタイヤが終わったのか、ずるずるである。

力のマシンコントロールでなんとか周回を重ねるが、他のチームも後半にエースを持ってきているのか、走れども走れどもその差は縮まらず膠着状態が続く。

タイムは上がらない。

 

3番グリッドで序盤圧倒的なスピードで圧倒した武空調であったが、初回のトラブル以後断続的に1分、8分、30秒と3回のトラブルが続き敗退がほぼ決定的となった。

8番グリッドの美和工業所も再度1分半、その後15秒というトラブルが発生し、敗退がほぼ決定的。予選から燃調に苦しんでいたが、短時間での復旧は難しかったか。 百戦錬磨の特攻隊長もここで万事休すか。

9番グリッドのサンワドーRも1分近い停止後マシンにトラブルを抱えたか順位を下げ、代表権は難しくなった。

10番グリッドのスカイAも3分近い長駆ピットインにてほぼ望みが無くなった。

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8分~9分の中間地点となり、ポールのスカイAも40秒程度のピットインのトラブルで4位から6位に転落。

5位がエンドレスで6位スカイAとの差は15秒。

5位のエンドレスと4位のファイン精密は10秒差と続く。

4位ファイン精密と3位スカイBの差は13秒。

3位スカイBと2位イルカBが6秒。

トップは日産自動車でその差は3秒と激戦。

 



残りはあと6~7分。

 

 

 

トップの日産自動車、2位イルカB、4位ファイン精密は2回目のピットが必要であり、このままいけば3位のスカイBがトップに躍り出る。



レース開始10分経過し力が2度目のピットイン。

15秒のロス。

しかし、しかし・・マシンのリリース時に焦って少しギャンブルしてしまった。

2~3秒ロスしたか・・ここにきて何とも痛い。

 

 

しかし、深刻なのがファイン精密のマシンのグリップ低下である。

ラジ助が運転しているときはさほど問題を感じなかったが、タイヤが急速にたれてきている様子。

力もドリフト状態でマシンをトレースする。

なんとか16秒台をキープして走ってはいるが、2位との差はレース5分半経過時点では+38秒だったのが、何とか縮めたもののレース中盤から+25秒程度としてそれ以後全く縮まる気配がない。

昨日ミラクルな走りを見せた力をもってしても、もうこれが限界なのか。

各チームともセカンドドライバーも実力者揃いで、上位4台の内3台が崩れる可能性は低そうだ。

 

ファイン精密は2度目の給油でエンドレスアドバンスに抜かれ5位に転落する。

 

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トップのスカイBは1回給油が見事成功し、その他目立ったミスもなくほぼ1位は確定の様子。

2位のイルカBと3位の日産自動車は約半周の差が延々続いていた。

 

日産自動車はレースほぼ全般にわたってノーミスできておりラップも良かった。レース開始から3位、ほどなく2位と上がり、9分目で念願のトップに立った。2回目の給油も無難にこなしレースに復帰。しかし、同じ2回給油のイルカBが驚くべき速さで給油を済ませ(2回合計で約18秒のピットロスで済ませていた)た影響か、1回給油のスカイBにも抜かれて3位を走行していた。

そしてレースは15分を迎えた。

 

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ファイン精密は5位でフィニッシュとなった。

最後の1周は若干スタックまでしてしまった。マシンは15分を通じてパフォーマンスを出すことができなかった。

何とか追いすがったが最後の数分はタイヤのグリップがさらに低下、15分時点ではマシンが制御できなくなった。
 

 

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代表権争いは最後までイルカBのペースは崩れることなく、1位スカイB、2位イルカBで代表権獲得となった。

日産は3位フィニッシュ。

地元からのエントリー数が少ないため代表権2枠の2チーム通過。狭き門となった。

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